2009年01月24日

備忘録:三十俵二人扶持

1.江戸時代の武士の給与体系には「知行取り」と「蔵米取り」の区別があった。

知行取りは石高表示される。特定の知行地を所領として与えられ、租税として取り立てる他、行政権・警察権や農民を使役する権利を有する場合がある。所領の住民からは「うちの殿様」などと呼ばれることもある。地域や藩によって違いはあるが石高のうち徴税割合は四公六民が一般的と言われている。

蔵米取りは俵で表示される。藩主が一括して徴収した現米を藩の蔵から支給される。支給は毎月……ではなく春2月に4分の1、夏5月に4分の1、冬10月に2分の1。

2.扶持米とは毎月月割りで支給される現米で1人1日5合で計算される。

3.米の単位換算

1石=10斗
1斗=10升
1升=10合
1俵=4斗
つまり1石=2.5俵です。

ちなみに
1合=0.18039 リットル
1升=1.8039 リットル
1升=2401÷133100㎥
1斗=18.039 リットル
1石=180.390 リットル

4.三十俵二人扶持

知行取り1石は1石=2.5俵でそのうち4割が取り分なので2.5俵×0.4=1俵で、蔵米取り1俵に相当することになります。

蔵米30俵は30石と同額の収入になります。

1人扶持は1年が360日とすると(江戸時代の暦では1年の長さは様々)
360日×5合=1800合=180升=18斗=4.5俵

2人扶持だと9俵になり、知行取りでは9石になる。

30俵2人扶持は39石の知行取りと同等の収入ということになる。
posted by 永遠製作所 at 02:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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