2005年02月26日

Oracle 10g World

2月24日、25日と、有楽町にある東京国際フォーラムで Oracle 10g World と題されたイベントが開催された。ここで、Mac OS 向けのOracle製品の紹介が行われた。Oracle社はプラットフォームは顧客が選択する物でベンダーが押し付けるものではないとして、各種商用UnixやWindowsの他にLinuxなどのオープンソフトウエア環境にも製品の提供をしてきた。だが、Mac OSプラットフォームでは旧MacOSでOracle接続するためのドライバが提供された程度で、データベース本体を動かすことができなかった。2003年にOracle 9iのDeveloper Previewをリリースしたが、製品版ではなく設定もかなり煩雑であった。

Oracle 9iのセットアップ手順
http://homepage3.nifty.com/eien-factory/TechNote/004.html

2004年にOracle 10gのDeveloper Previewをリリースして、これでインストール等のツールがすべて他のプラットフォームと共通化された。これらのツールはOracle 8iの時にすでにJavaにより作成されていたはずなのだが、Jaguarまでの環境では問題があったのかもしれない。私の環境では、10gのインストールはできたのだが、JDBCの接続関係がうまくできず途中で断念することになったので、10gの実際についてはあまり語ることがない。9iではWindows等他のプラットフォームで作成したデータベースを移行するなど通常の動作に関してはなんの問題もなかった。10gで自信をもって製品リリースしたのだから他のプラットフォーム同様すばらしいデータベース環境として運用されることと思う。

2004年12月に製品発売を発表。2005年2月25日に販売開始。トライアル版がダウンロード可能。
http://www.oracle.co.jp/JSV/OtnTop?red=10103macos
(ただしOTNへの入会(無料)が必要。)

安価で管理の容易なMac OS X ServerとXServe G5の組み合わせは、脆弱なWindows OSや高価な商用Unixの間隙を突く優良名プラットフォームとなることが期待される。だが、セミナーでのOracle社の担当者は「これまでMacでなければと言っていたユーザー向け」ということを強調しており、Oracleの意気込みが高いとは言えない。どこまで普及することだろう?一部のMacユーザーだけしか使わないようであれば今後のバージョンアップ等のサポートが心配される。スケーラビリティとサポートの充実こそが高価なOracleを選択する理由なのだから。

なお、発売されたラインナップは以下;
Oracle 10g Database for Mac OS X
Standard Edition One
Standard Edition
Enterprise Edition
ライセンス体系は他のプラットフォームと同様ProcessorライセンスとNamed User Plusライセンスがある。
http://www.oracle.co.jp/products/price/dbse_one.html

Oracle 10g JDeveloper R2 for Mac OS X(\93,000)
(Oracle社のサイトではJDeveloperは\130,620となっているが、セミナーでは上記価格をスライド表示していた)


対応環境は;
Mac OS X Server 10.3.6(Panther)
メモリ 512MB以上、HDD 1GB(プログラム用)+2GB以上(データ用)
http://www.oracle.co.jp/products/system/10g/uv1010/index.html#mac
posted by 永遠製作所 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | データベース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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