高校生向けなタイトルなので今まで無視していましたが、中をみると内容は本格的でした。文章が平易でプログラミング初心者でもわかるように書かれているので、何らかのプログラミングを経験している人にはやや冗漫な感じも受けますがそれは仕方ないですね。
また、使っている技術やAPIがかなり限定されているのもCoreAnimationでアニメーション効果を駆使、iPhoneらしいアプリ開発に必要な最低限のことは延べられている。
画像の動的見せ方、タッチイベントやジェスチャー、シェイクなどの入力をうけて操作する。自動的に動かしたり画面遷移も。それらを少しずつステップアップしながら、基本的なアプリ開発の流れは習得できる。
神経衰弱、落ちゲー、推理ゲームとさすがにアクションゲームは無理だが、3D CGを使わずにできるようなゲームアプリであれば発展させられる基になるテーマで、ゲームを作った実感を味わえ、さらに自分で工夫をしていける元になるサンプルを手に入れられる。
Developer Programの参加方法やApp Storeへの登録も最後に書かれているのがいい。作り始めるのに予備知識や前準備は最小限に。作るのに必要になったらそれを学ぶ。そしてアマチュアなら自分で考えなければならない、画像や効果音などのリソース作りにも触れられている。
画面もちゃんとどこを説明しているか吹き出しで示しているので分かりやすい。コードの修正箇所もわかりやすい。
高校生じゃなくても大人でもプログラミング初心者が楽しみながら学べると思うのでオススメ。

