Xcodeではプロジェクトで使うファイルをグループ分けして、機能別だったり画面別だったり役割別だったりと開発者の好みに合わせわかりやすく分類できる。
開発中はいいのだが、プロジェクトの規模が大きくなって来たときに実際のファイルシステム上でも同じようにファイルをフォルダ分けしたいことがある。
ところが注意していないとXcodeファイルを新規作成したときにフォルダを決めて作成しないと後から移動させるのが難しくなる。特にgitでファイルを管理していると移動させるのは面倒だ。
だが、ファイルを新規作成するときにそのファイルが置かれるフォルダをデフォルトで決める方法がある。
プロジェクト・ナビゲーターでグループを作成したあと、そのグループを選択した状態でインスペクタのファイルタブを見ると、そのグループがフォルダと関連づけられるようになっている。通常のファイルであればそれはファイルがファイルシステム上でどこにあるのかを示しているのだが、実体のグループもファイルシステム上のフォルダと接続することが出来る。
こうしておけば、このグループ内でファイルを新規作成するとファイル保存大アルグは関連付けられたフォルダをデフォルトで表示してくれるので、特別に意識していなくてもグループ別にフォルダ分けすることができる。
手順
(1)プロジェクト・ナビゲータでグループを作成する。


(2)ファイルインスペクタでフォルダ参照ボタンをクリック

(3)関連付けたいフォルダがなければ作成して選択


(4)これでグループがフォルダに関連づけられ、以後ここで新規ファイル作成するとそのフォルダがデフォルトとなる。

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