なので、そろそろ使用感を書きたいと思います。全体的にはマイナスで以前使っていたものがよかったなぁと感じています。
・(マイナス評価)マルチファンクションボタン
表題の通り。使いにくい。一つのボタンで電源のON/OFF、発着信、接続断、ペアリング、ミュートなど多様な機能を使い分ける。というが使い分けがコンテキストによりさらに押している時間の長さによって変わる。
ボタンの押し加減はアナログなので押し方によって長押し途中で押す力加減が変わると、長押ししているつもりが短押しで別のコマンドに認識される。あるいは垂直から押さないと、角度が変わるだけで押しているか押していないか変わって誤認識される。
要するに、そういうつもりがなくても勝手に電話を発信されて困るということ。マルチファンクションボタンなんて欠陥商品以外なにものでもないと思うのだが、現在発売されているBluetoothヘッドセットでは主流。少なくとも電源ボタンと発呼ボタンは別にして欲しいのだけど。
そしてもちろん、長押ししないといけないので例えば電源オフしたいと思っても8秒かかってしまう。電源ボタンが独立したスイッチであれば1瞬なのに。
・(マイナス評価)ペアリング失敗
以前使っていたのでは失敗したことがなかったのでそれが当たり前だと思っていたのだが、この機種は頻繁に失敗する。最初買ったときには連続して失敗していたのでこの機種は毎回ペアリングの設定を本体側でもしないといけない仕様なのかと思って捨てそうになった。
そのときにはたまたま連続失敗しただけで成功するときには成功するというのが使っているうちにわかった。が、外出先などで失敗するとまた8秒かけて電源を切り、8行かけて電源を入れるという手間がかかり結局電源を入れるだけで30秒かかってしまうことになり無駄もいいところ。ちなみにそれは1回失敗の場合、2回以上失敗するとそれ以上の時間がむだになる。
以前使っていた機種は一度も失敗したことがないのでその部分に関しては非常に高性能だったということだったのか、初めての機種だったんでそれが当たり前だと思ってしまった。でも、Bluetoothキーボードやマウスでも失敗したことがないのでこの機種が異常に品質が悪いとしか思えないのだが。
・(マイナス評価)充電器の向き
充電用にUSBケーブルがついているが、以前使っていた者はケーブルというよりコネクタで、ヘッドセットと接続するときの向きが絶対に間違えないようになっていた。だが、ケーブルだと接続向きを間違えることがある。ねじれている場合があるのでよく確認しないといけない。
インタフェース部分をよく見て刺せば良いのだが、小さいし台形の長い辺と短い辺の差が小さいので区別がつきにくい。結果よく間違える。さらに悪いことにコネクタがかなり固いので正しい方向でも強く押し込まないとだめ。つまり間違った方向なのか正しい方向なのか強く押し込んでみてはじめてわかるわけだ。そのうちコネクタ部分が壊れてしまう気がする。
以前使っていたものは充電器が固定で慣れればどちらが前でどちらが後ろか明らかで間違いようがない形。

・(マイナス評価)拡張イヤホンの接続方向
ファーストインプレッションで書いたように絶対前後間違っているに違いない。設計のときに気がつかないのだろうか?
・(プラス評価)本体イヤホン
イヤホンが本体からはずれたことは一度もない。耳へのフィット感も抜群。iPhoneのボリュームを絞っても非常に明瞭に音が聞こえる。
まだ長時間利用がないので電池の保ちなどはレポートできません。待て続報!
ちなみに下記が以前使っていたサンワサプライのBluetoothヘッドセット(片耳、両耳対応)MM-BTSH21BK