2013年01月21日

Macでのカセットテープデジタル化環境 WireTap編

手持ちのアナログオーディオカセットテープの音源をデジタル化してiPodなどで聴けるようにしようと昨年末頃から作業中。

当初は、ソフトウェアとしてGrageBandを使ってきた。が、曲分割が必要な場合には手間が多く面倒なので別のアプリを探していたところWireTapが良さそうだったので購入した。
http://www.ambrosiasw.com/utilities/wiretap/

なお、昨年ダウンロードした時には1.2.0だったのだが、現在は1.2.1でTiger以降のOSが必要。1.2.0はSnow Leopardでも可なので実行環境はSnow Leopardになっている。

WireTapを使った場合のアナログ音源をデジタルデータに変換する手順を記す。

なおGarageBand編はこちら
http://eien.seesaa.net/article/298683197.html
http://eien.seesaa.net/article/298124975.html

(1)WireTapを起動する



WireTapを起動すると通常はライブラリウインドウとコントローラウインドウが開く。

ライブラリはWireTapで録音したデータを管理するためのものである。コントローラは録音を実行するためのもの。

WireTap1.png

(2)保存設定をする



環境設定を開き保存タブで保存先のライブラリ名と保存するファイル名を設定しておく。
「分割」はラジオの録音など連続で長時間録音するときに一定時間毎に別ファイルに分割する時に使う。今回は何曲かの音楽が入った録音時間のわかっているテープの録音なので分割しない設定にしないといけない。また録音後にフォーマットを変換できるようにロスレスでデジタル化しておくことが大事。

「録音をエディタで開く」をチェックしておくと、録音終了後エディタが開いて録音したデータを即座に編集可能になる。

WireTap2.png

(3)入力設定をする



環境設定の音源タブで入力装置を設定する。アプリケーションを選択することも可能だが、今回はUSBで接続されたテープデッキからの音を録音するので接続されているUSB機器を設定する。

なお、WireTapでは二つの入力音源を合成することも可能。

入力レベルの調整もここでできる。

WireTap3.png

(4)フォーマット設定をする



ファイルに保存する場合の、フォーマットを設定する。環境設定のフォーマットタブ。

ロスレスで保存している場合には、ファイルフォーマットはいつでも変更できるのだが、いちいち曲を選んで設定をするのも面倒なのであらかじめ環境設定で指定しておいてあとは何もしないでいいよういするのがよい。

ここではApple MPEG-4(AAC)/ステレオ/44.1KHz/192kbpsとした。あまり音質にはこだわりがないのだが、デジタル変換したあとのカセットテープは破棄して二度と変換できないので出来るだけ高い音質と考えたためだ(ロスレスファイルも変換後に削除する)。

なお、192kbpsはプリセットになかったがカスタマイズで追加もできる。

WireTap4.png

(5)録音を開始する



録音を開始するにはコントローラで一番左のスタートボタンを押す。録音中はボタンが赤くなるとともに、時間経過がカウントされドッグの中のアイコンも「ON AIR」の表示をする。

録音音声をモニタすることも可能。一番右のスピーカーアイコンをクリックすることでモニタのオン/オフを切り替える。ただ、モニタ音声がデバイスでの再生から5〜6秒程度遅れてくるので再生内容に応じて細かく録音を停止・再開するようなことはできない。

WireTap5.png

(6)録音を終了する



録音が終わったら、コントローラの停止ボタン(真ん中の□)を押して終了する。

録音時間によってはデータの保存にしばらく時間がかかる。エディタを開く設定にしていると、エディタウインドウが開く。

(7)アルバム情報を記述する



エディタウインドウのタグタブを開いてアルバム情報を記述する。これは曲分割したときに全部の曲に同じ情報を入れたい時に便利なため使う。曲ごとのソースが別々で同じ情報を入れない場合にはこのステップは省略する。

ただしファイルに保存したときに、MP3かAACでなければこの情報は保存されないので使いたいフォーマットによっては入れても意味がないかもしれない。

WireTap6.png

(8)曲間をマークする



まず「始まりと最後の無音部分をカット…」を実行する。設定はデフォルトのまま。細かく調整してもいいが、テープ毎に違いがあるので最適な値を毎回見つけるのは時間がかかるばかり。特別な場合のみ調整すればいいかと思う。

WireTap7.png

続いて「無音部分をマーク…」を実行。設定は同じくデフォルトのまま。

きれいに曲間があいていればこれだけで曲分割が終わり。自動的に設定されたマークには「無音」+曲先頭からの時間が書き込まれる。

ただし、私がデジタル化したカセットテープの内容はほとんどラジオでエアチェックしたもので、手動で曲間を調整して録音・停止しているので、間隔が十分なかったりあっても雑音が入っていたり、場合によっては曲を紹介するDJの声がかぶっていたり、ひどい場合には曲が前の曲のお尻を蹴っ飛ばしながら入っていることもありちゃんとマークできない。

これをなんとか波形と音をモニタしながら曲間を見つけながらマークを手動で付けて行くことになる。手動でマークを付ける場合にはエディタの下にあるボタンの一番右側の旗ボタンを押す。

WireTap8.png

(9)分割する



エディタを開いた状態で「オーディオを分割…」を実行する。

WireTap9.png

保存先はライブラリ中のひとつと選択する。名前は接頭辞になる。このあとにマーカー名がつく。分割は「マーカー」を選択すること。

「OK」を押すと分割がはじまる。全体の長さによっては数分かかることもある。

WireTap10.png

(10)曲情報を記述する



曲の分割が終わったら曲ごとの情報を記述する。曲をエディタで開いて「タグ」タブで入力。分割前にアルバム情報を記述していればそこで記述された内容が入っているのでタイトル程度の入力だけで済む。

(11)曲を書き出す



ライブラリで書き出したい曲を選択して下部のデバイスに送る。私の場合にはローカルディスクなのでそこにドラッグ&ドロップ。保存先のフォルダを聞いてくるので選択して保存。ファイル数や各曲の長さにもよるがやはりテープ1本であれば数分で終了する。

GarageBandのように60分で40〜50分という長時間にはならない。GarageBandは複数トラックの結合や平滑化などテープの録音のような単純な作業以上のことを行えるアプリケーションのため余計な時間がかかってしまうのだろう。この部分でもWireTapに切り替えたメリットはあった。

WireTap11A.png


WireTap11B.png

(12)その他の設定



環境設定ではインターネットラジオを録音するときにつかうスケジュール起動のような設定もできる。

WireTap12.png

(13)使用環境



http://www.ionaudio.com/products/details/tape-2-pc



ハードウェア:Intel Mac mini(1.83GHz Intel Core 2 Duo,2GB 667MHz DDR2 SDRAM)
OS:Mac OS X 10.6.8(10K549)
ソフトウェア:WireTap Studio 1.2.0(17211)
タグ:音楽 wiretap
posted by 永遠製作所 at 18:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac OS X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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