2013年01月27日

WireTap Studioの感想

前のエントリせWireTapを使ってカセットテープのアナログデータをデジタル化する手順について述べた。
http://www.ambrosiasw.com/utilities/wiretap/

それまではGarageBandを使っていたのが、WireTapに変更してのイイ点不満な点をあげておく。

いいこと
・対応フォーマットが多い
・ロスレスで保存ができる
・無音部分の自動検出をしてくれる
・前後の無音部分を自動検出してくれる
・曲分割ができる
・曲別のタグ付けができる
・書き出しが速い


不満なこと
・不安定
・モニタ音声に遅れがある
・波形の細かな選択が難しい
・波形の
・分割が曲全体にしかできない
・フェードアウトなどの調整ができない

以下に詳述

いいこと



・対応フォーマットが多い



MP3,AAC,AIFF,IMA,.mov,WAVEと豊富でサンプリング周期やビットレートなどの設定も可能。
私としてはMP3とAACがあればいいのだが、様々な設定ができるのは何かの時に心強い。

・ロスレスで保存ができる



録音データはロスレスで保存されているらしいので、録音後にフォーマットを切り替えて別のフォーマットで保存したくなっても音質劣化の心配はいらない。これは安心。ロスレスで保存しているとファイル容量が心配になるが圧縮はしているようで想像するほどの容量を占有したりはしていない。

・無音部分の自動検出をしてくれる



1本のテープに何曲も入れている場合に、曲を分割する必要があるのだがこれを自動的に検出してくれるのは編集が効率的にするために必須の機能。

ただしラジオからの録音の場合、背景のノイズがある程度あったり曲間が十分でないなどで曲分割がうまくいかないことがある。

・前後の無音部分を自動検出してくれる



曲間の無音だけでなく、テープ先頭から実際に音が始まるまでと音が終わってから録音を終了するまでに時間があるのもカセットテープの特徴。これは全部不要なので自動的にカットしてくれるのがうれしい。

・波形の縮尺を変えられる



自動で曲間検出がうまくいかない場合には手動で曲間を見つけるのだが、視覚と聴覚の両方を使って検出するとうまくいきやすい。

そのためには大雑把な場所を選んだ後、拡大して波形の切れ目付近を探し出すことができると便利。

・曲分割ができる



曲間をマークしたあとで別々のファイルに分割するが、それが一気にできるのがうれしい。

・タグ付けができる



曲のタイトル、演奏者、アルバム名などはiTunesなどに取り込んだ後でももちろん編集できるのだがデジタル化するときに曲を聴いているのだし、ここで記入できればそれにこしたことはない。

・書き出しが速い



GarageBandとの比較しかできないが、かなり速くて驚いた。GarageBandが高機能な分特別遅いだけなのかもしれないが、とにかく随分速くなり効率がよい。

不満なこと



・不安定



とにかくよく落ちる。最初は有料でこれ?と思ったが、慣れてくるとやってはいけない操作というのがわかってくる。録音途中で30分位経過してから落ちるとやり直しが大変なのでなるべく落ちないように慎重にすすめてなんとか最近は落ちないで操作できるようになってきた。

まず、日本語のファイル名を付けると落ちやすい。
アプリがなんらかの作業中に別の操作をしようとすると落ちやすい。ファイルを開いて波形を作成中、ファイルを書き出し中など。

この二つを注意するだけで落ちなくなったので今のところ使用に問題はない。普段作業しているMacで録音の作業もしていたら録音中になにかして不安定になることもありそうだが、アナログーデジタル変換専用にMac miniを使っているのが幸いした。

・モニタ音声に遅れがある



これが一番の不満かな。デッキ側で音声の出力がはじまってもそれがアプリケーションに取り込まれ、モニタ出力されるまでに遅れがあるようで大体6秒程度。アプリの内部処理があるためなのかもしれないがGarageBandではなかったことなのでちょっと残念。

なのでモニタしながら一時停止したり手動で分割するようなことはとてもできない。また曲間が10秒以上あいていると「もうこの後は入っていないのかな?」と勘違いして終了させてしまい失敗することもある。

・録音中でなければモニタできない



私の使っているカセットデッキはデッキ側にモニタ出力がないのでテープに何が入っているかわからない場合に確認ができない。別にラジカセがあるのでそっちで確認するけど、一台でできたほうがいい。

さらに全体を録音するのではなく頭出しをしてから実行したいような目的にも使いにくい。

・波形の細かな選択が難しい



ある程度ズームすると突然最大ズームに切り替わってしまうのでごく細かい部分の選択がやりにくい。

・分割が曲全体にしかできない



録音はしたけれどいらない部分もあるのである部分を選択して出力したいということができず、一旦全部分割してから分割後に1曲だけ選んでディスクに書き出しのような手順になってしまう。

・フェードアウトなどの調整ができない



曲間がまったくなく、前の曲の終わりに重ねて次の曲を録音してしまうような失敗。あるいは曲の前後に曲紹介をするDJの声が重なるなどラジオのエアチェックではよくある。この部分をフェードアウトやフェードインなどでごまかして曲として使いたいのだが、この機能がない。細かい波形編集までは必要ないのだがせめてフェードイン/フェードアウトは対応してもらえればなぁ。
タグ:wiretap 音楽
posted by 永遠製作所 at 17:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac OS X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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