・テザリングはできない。
・turbo charge切り替えアプリのiOS版はない。
・MNP移行期間で最低2日間は電話が不通になる。
・b-mobileでは高速データ通信の使い放題プランはないので沢山使う人は向かない。
だがその他にも課題はあった。それが海外での使用だ。
ソフトバンクモバイル/AU/NTTドコモでは海外ローミングによって海外の多数の国で支障なく使用ができる。だが、b-mobileではそれが難しいかもしれない。
まず音声通話について通話料別(基本料0円)で海外ローミングが使用可能。だが、使用可能な国も利用キャリアも料金も公表されていない。旅行先で使えるかどうかわからずいくら請求されるかも不明な電話を怖くて使えるだろうか?
しかもデータ通信についてはローミング不可となる。
だがSIMロックフリーのメリットはSIMを自由に入れ替えて使えるという事。日本と同じ電話番号が使えないという問題点はあるが、海外で安価なSIMを入手して利用すればいいのだ。
が、そう都合良くはいかない。海外に居住するならともかく短期間の旅行や出張であれば数日からせいぜい1ヶ月以内の利用になるので通常の契約はできない。考えられるのはプリペイドプランになる。だがiPhoneで使用可能なプリペイドプランを持っている通信会社はそう多くない。音声通話のみならずデータ通信も使用とすると相当制限される。
アメリカではT-Mobileのみになってしまうようだ。AT&TではiPhoneを使うには契約が必要となり、データ通信のみのプリペイドプランもiPad向けにしか用意していない。T-MobileはAT&Tに比べ利用可能エリアが狭いらしい。
使用できるプランは
・3ドル/日(通話料、SMS、200MBまでの4Gデータ通信含む)
・2ドル/日(通話料、SMS、2Gデータ通信含む)
のみ。ただし、iPhone5は利用可能端末に表示されるが、iPhone5s/5cは利用可能端末に表示されない。
ただこの場合でも大量のデータ通信には使えないし、海外通話料金は別になる。

私の場合にはここ3年間は海外旅行に行っていないのでほとんど海外での利用を考慮する必要がなかった。もし年1回でも海外旅行に行き、しかも通話もデータ通信もないと困るというような場合には、注意が必要だ。そのうえ旅行先の国が一定していなければ毎回使えるキャリアを探したりの手間がかかるのだから、手厚いサポートのある主要3社で契約するほうがメリットが大きいのではないだろうか。
ラベル:キャリア