2007年04月22日

MacでPaSoRiを使う(4)

なかなか、Cocoaで使う所までいきませんが、まずlibpasoriを使ったアプリケーションをXcodeでビルドする方法を紹介します。
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1)新規プロジェクトをCoreFoundation Toolで作成
2)libusb.aをプロジェクトに追加
3)libpasori関係のソースをプロジェクトに追加
libpasori_com.c/.h
libpasori_com_usb.c
libpasori_command.c/.h
libpasori_config.h
libpasori_liblocal.h
libpasori_polling.c
#ここでlibpasori_com_bsdugen.c は使わないのですが、
#含めてしまっていてコンパイルが通らず時間を浪費してしまいました。
4)main.cをプロジェクトからはずして代わりにlpdump.c(またはlptest.cまたはSuicaValue.c)を追加
5)IOKit.frameworkを追加
6)プリプロセッサマクロに以下を追加
__LIBPASORI_WITH_LIBUSB
7)ヘッダ検索パスに以下を追加
/usr/local/include/
#libusbをインストールしている先のパス
8)ゼロリンクを解除
--
ビルド&実行でPaSoRiをつないで適切に読み出せることを確認しました。

このあと、CocoaアプリケーションなどのプロジェクトでGUIへ組み込むのですが、ここでうまくいきませんでした。

libusb内の処理でバスエラーになってしまいます。IOKit関係の知識がないので、ここは断念してlibusbのバージョンアップを待ちます。それまではコマンドラインのアプリケーションとして開発してそれをGUIアプリケーションから起動して値を受け取って表示に使うという方法にします。少し回り道をしますが仕方ありません。
posted by 永遠製作所 at 21:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Cocoa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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