2014年11月22日

[書籍]Sprite Kit iPhone 2Dゲームプログラミング



iPhone/iPadなどのiOSおよびMacのOS X向けに2Dゲームを開発するためのフレームワークSprite Kitの解説書。前半は概要とリファレンス、後半で3本の実用的ゲームアプリを開発。フルカラー。iOS7向け。ゲームサンプルがすごいシューティングゲーム、カーレースゲーム、キャラクターアクションゲームの3種類だが基本的な2Dゲームのほとんどがこのサンプルゲームから発展させて開発可能で、それをさして分厚くない本の一部で全部紹介できてしまう。

リファレンス部分はやや退屈かもしれないので概要だけ読んだらメソッドの説明は飛ばしていいだろう。後半のサンプルなどで登場した時点でリファレンスに戻って確認していけば十分。あとは自作アプリを作ろうというときにどういうメソッドがあるのかなどの確認に使えばいい。

iOS7がリリースされた直後に発売された本で、iOS8の今だと若干使い方が変わっている部分があってiOSの進歩が早すぎて対応できないのは紙の本の宿命で仕方ないが、この本の内容プラスさらに便利になっているだけなので無駄になる内容はほぼないと言える。iOS8のSpriteKit用の良書が出てない以上、現時点でも必読。2Dゲームを作るのにキャラクター移動や衝突判定、各種エフェクトなど自作するのはもったいない。本当にごく簡単なコードでゲーム実装できてしまうのだから、本書でSpriteKitを習得してオリジナルなゲーム内容に時間を割いたほうが格段に賢い。

後半のサンプルもサポートサイトからダウンロードできるが、できれば本に記述されたコード断片を実際に自分の手入力していってほしい。このプロジェクトは画像リソースを取り出したり、うまく動かない時の比較用に使い、1つづつ入力して段階的に実行確認していくととで各クラスの意味や使い方を習得していけると思う。ゲーム開発の定石も一緒に習得することができる。

一部間違いなどがあるのでサポートサイトの正誤表は必須。

SpriteKitでまた開発者がゲームデザインなど中身に集中していくことができるようになった。多くの独創性ゲームが登場しやすくなるに違いない。
posted by 永遠製作所 at 19:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | iPhone/iPod touch | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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