Xcode IDE:921.0
Xcode Core:921.0
ToolSupport:893.0
一応インストール時にWebObjectsも選択できます。が、WOBuilderやEOModelerはインストールされている形跡はありません。
そして、OpenBaseもインストールされなくなりました。以前はデモ用のデータベースとしてOpenBaseがインストールされていたのですが、なくなりました。この理由についてアップルはOpenBaseデモ版にセキュリティ上の問題が見つかったのでバンドルしなくなったと説明しています。
About the security content of Xcode Tools 2.5
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306847
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WebObjects
CVE-ID: CVE-2006-5327, CVE-2006-5328
Available for: Mac OS X v10.4.x, Mac OS X v10.5
Impact: An uprivileged local user may be able to obtain system privileges
Description: The Xcode WebObjects package contains a demo version of OpenBase for use with WebObjects example code. This demo version of OpenBase may allow a local user to obtain system privileges. This update addresses the issue by disabling the Apple-provided demo version of OpenBase. Credit to Kevin Finisterre of Netragard for reporting these issues.
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これについて、OpenBase社からは最新バージョンのOpenBaseではこの問題は対応済みと表明しています。
詳細は不明なのですが、古いバージョンのOpenBaseがroot権限で動作していたことに関係あるのではないかと思います。現在のOpenBaseはopenbaseという専用のユーザーで動作しています。
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というわけで、OpenBase社のダウンロードサイトからOpenBase SQL Soloをダウンロードしてきてインストールしました。
インストーラーで一発なんですけど、その後の設定がちょっと手間取りました。
インストール後に、OpenBase Managerを起動してライセンスの設定を
しようとすると、ホストパスワードを要求される。でもこの時点では設定されていないので、何を入れても(たとえ入れなくても)先に進むことはできない。OpenBase Managerを使うよりも先にホストパスワードを設定しなければいけない。
システム環境設定にOpenBaseの設定が追加されているので、こちらの設定を行う。無料の開発者ライセンスを利用するつもりなので、「ネットワークアクセスを許可する」のチェックボックスははずします。
これで、OpenBase Managerのライセンス設定もできるようになりました。めでたしめでたし。