2012年12月04日

Smuggler公開[Mac OS X][Gatekeeper]



Mac OS X向けアプリケーションのSmugglerを新規に作成してリリースしました。

Mountain Lion専用でGatekeeperのステータスを確認するためのアプリケーションです。

Mountain Lionで導入されたGatekeeperは、インターネットなど外部からダウンロードしたファイルが安全なものかどうか判断して、設定に従って実行を制限することができるようになっている。

Smugglerは、.app ファイルなどがどこからダウンロードされたのか、登録済み開発者によりサインされているかどうかなどの情報のほか、現在のGatekeeper設定で実行可能なのかどうかなどのステータスを表示します。

もともとは、Mountain Lionより前に開発されたフリーソフトなどをMountain Lionで実行することを簡単にできるプログラムが欲しいと思い開発を始めたのだが、開発中にFinderの簡単な操作で実行可能に変更できることがわかり情報閲覧メインに切り替えました。

Gatekeeperがダウンロードされたファイルにquarantine(隔離)というファイル拡張属性を使っているので、安全かどうかわからず隔離されているファイルをGatekeeperを迂回してその内側に引き入れる行為が、こっそり持ち込む密輸業者(Smuggler)のようだということで命名しています。

なお、GatekeeperはLionにも10.7.5から導入されています(デフォルトではオフになっています)。Gatekeeperに関する情報もこちらで公開しています。

なおこのアプリは先にベータ版を公開している「Friend of W」の発展としてquarantine属性に特化して開発したものです。
posted by 永遠製作所 at 23:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac OS X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月17日

テスト用ループ音源作成手順


iPhoneアプリ内で音楽や効果音などを使用するときに、好きな曲だからと簡単に既存の音楽を使うことはできない。アプリ内に含めて配布するのだから相応の使用料が発生する。かと言って作曲し演奏する才能はないし、誰かに曲を提供してもらうのも無償というわけにはなかなかいかない。

それが収益目的のアプリであれば、売上予測の中から音源素材などへの支払額を確保できるのだが、無料アプリなどで収入の予定がない場合には無料のロイヤリティ不要の素材を探して使用することになる。だがなかなか目的に合うものがないのも事実。無料なのだから仕方がないといえば仕方がない。

そんなときにGaragebandを使えばお手軽にそれなりの楽曲を作成することができる。

と言ってもそれなり以上の水準にするにはやはり才能なりが必要なのではあるが……今回はテスト用アプリなのでちょっと自作で我慢しよう。

Garagebandにはかなりの量のループメロディが付属している。これを組み合わせればロック風、民族音楽風などある程度他とは違う楽曲を作成できる。メロディをオリジナルにするのは結構大変みたいだが、リズム系楽器を数種類組み合わせればなんとかなりそうだ。

あまり重ね過ぎてレベルが大きくなり過ぎたり他の音色が聞こえなくなるのはマイナスなので同時に鳴らすのは数種類程度に抑えた方がいいようだ。

とりあえず以下のYouTubeを見て分けもわからず作りました。ループ音源は有料で追加も出来るみたいです。







作曲の理論とかはわかりませんのでそれは他の人にお任せするとして、なんとかそれなりにできたとしてそれをどうやってiPhoneに組み込むかの方法を示して行こうと思います。
loop1.png

では作曲が終わったとして、Garagebandのメニューから「共有>曲をディスクに書き出し…」を選びます。
loop1b.png

表示されたシートでファイルのフォーマットを指定します。ここではAAC/高音質/圧縮にしています。エンコード方法はAACかMP3かしか選べません。どちらでも構いません。
loop1c.png

そしてこのままでもいいのですが、iOSで扱う最適なファイルフォーマットはcafらしいのでそちらに変換して利用する。

iPhoneアプリ開発のためのサウンドフォーマットまとめ

$ afconvert -f caff -d 'aac ' Loop1.m4a Loop1.caf


ファイルフォーマットは caff 、データフォーマットはどらが適当なのかわからないがAACのままのほうが劣化が少ないのではないかという勝手な想像から'aac 'を指定。音楽データについては勉強が足りないのでよくわからないところ。最適なフォーマットがあれば教えてください。

ここでできたファイルを組み込んだあとのXcodeの使用方法は、別途記述します。
続きを読む
posted by 永遠製作所 at 20:41| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac OS X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月23日

[Mac]GarageBandで曲分割

先日書いた通りアナログのカセットテープから音楽などをマックに読み込みデジタル化作業中です。今は主にテープまるまる1本の音声データ中心ですが、一部購入した音楽カセットなどで片面に数曲が入っているものなどがあります。これを曲ごとに分割してiTunesに登録したいた考えています。

その方法を考えます。試しにGarageBandでやってみました。

(1)GarageBandのプロジェクトにテープを読み込む



ここまでは前回書いた内容で読み込みます。1本のトラックに30分なら30分のデータが読み込まれています。

(2)曲の境目でトラックを分割する



曲と曲の境目のに再生ヘッドを移動させます。赤い三角形+縦の赤線のことです。▽マークをドラッグしてもいいし、移動させたい先の時間(ヘッダ部分のメモリ)をクリックしても構いません。ダブルクリックで再生ヘッドを移動させると同時に曲の再生を開始できるので確認しながら位置を調整できます。

境目の時刻を知るのは音声トラックの紫の部分(リージョン)の波形を見ながら、あるいは実際に再生させながら、あるいは録音中に曲の変わる時刻を記録しておくなど工夫が必要です。

適当な位置に再生ヘッドを移動できたら、編集>分割(コマンド+T)でリージョンを分割します。

GarageSplit1.png

これを曲の数だけ繰り返します。またテープの先頭や末尾に不要な無音部分がある場合がありますが、これも別の「曲」としてリージョンを分割するとよいでしょう。

GarageSplit2.png

(3)不要部分を削除



曲前後の不要部分は、そのリージョンだけを選択して編集>削除(デリートキー)で削除できます。選択されてるリージョンは濃い紫色、選択されていないリージョンは薄い紫色になります。複数選択されているときにひとつだけ選択することはできないみたいなので、いったん他のトラックなどを選択してから特定のリージョンをクリックするとひとつだけ選択できるようになります。

前を削除した場合、プロジェクトの開始から曲の開始までに隙間の時間があり気持ち悪いのでリージョン全体を前に移動させます。ひとつのトラック内の全部のリージョンを選択するのはトラックの左端の部分(楽器のアイコン)をクリックすると選択されるます。

選択後、リージョンをドラッグすると全体が引っ張れますから、プロジェクトの先頭まで移動させます。

ここまででいったんプロジェクトを保存しておくとよい。

GarageSplit3.png

(4)1曲だけ書き出す



これから1曲ずつAAC(またはMP3)ファイルに変換して保存していきます。その方法は大略前回書いたのと同じですが、曲を指定する部分だけが異なります。

出力したい曲がプロジェクトの先頭に来ているとします。どこまでがプロジェクトの範囲かを示す終了ポイントのマーカーが時間メモリにあるのでこれを目的の位置(1曲目の終わり)までドラッグしてきます。ちょっと面倒なのでもっといい方法があればいいのですが、今のところこの方法しかわかりません。通常はこの紫の三角形のマーカーは記録されているリージョン全体の少し後ろにありまし。

そして通常の書き出し手順(共有>曲をディスクに書き出し)で書き出す。1曲毎だと数分で書き出し終了。

(5)次の曲に進める



上記の方法だと先頭の曲しか書き出せない。だが他に方法がみつからないので仕方ない。

※ここからはプロジェクトを保存しないように注意して行う必要がある。

まず先頭の曲(リージョン)だけを選択して削除する。するとその曲の長さだけ何もない部分ができるのでトラック全体を前に詰める作業をする。

先ほど曲線等の無音部分をトリミングしたのと同様に、トラックの左端をクリックしてトラック内のリージョン全体を選択する。リージョンの先頭部分をドラッグしてプロジェクトの開始位置(時刻=0)までもってくる。するとなぜかプロジェクトの終了ポイントを表す紫の三角マークは、データの記録がある位置の末尾まで移動してくれている。

準備が整ったら(4)に戻ります。

これを曲数分だけ繰り返します。

※困った点



テープ1面に10曲あれば上記(4)を10回(5を9回)行うのですからかなり面倒です。しかも数分間隔でそれを行わなければいけないので、その間ずっとパソコンの前にいなければいけません。セットして30〜40分でやってくれる一括保存より手間が多いです。

できれば曲分割位置を設定して(曲名などを入力したら)一括で複数ファイルに分けて変換・保存処理をしてくれるソフトがあればいいのですが、GarageBandではできないみたいです。

もうひとつ、曲情報(作曲者、タイトル、アルバム名など)がプロジェクト別とか書き出し毎に選べればいいのですが、GarageBandではシステムの設定だけです。毎回環境設定を表示して設定するのも面倒です。曲情報はへんなAACファイルができるのでうれしくありません。iTunesに読み込んだ後であれば変更できるはずですが、ちょっと嫌です。

プロジェクト別にあるいは書き出し毎に設定できるソフトウェアを探しています。
posted by 永遠製作所 at 16:34| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac OS X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月22日

plistのフォーマットを変換する/バイナリ形式←→XML形式


Property List (.plist)はMac OS X/iOSでよく使われる設定ファイルのフォーマットだが、そのファイルフォーマットにはいくつか種類がある。古いテキスト形式、XML形式、バイナリ形式が代表的なものだが、古いテキスト形式はNeXTSTEP由来のもので最近ではあまり見ない。主にXML形式かバイナリ形式だ。

iOSプログラマはInfo.plistなどをXcode上ではXML形式で編集し、ビルドしてアプリケーションバンドル内にはバイナリ形式に変換しているのでこの二つの形式はよく見るだろう。
InfoplistEx.png

Macの設定ファイルもかつてはXML形式で保存されていたのだが、Mountain Lionではバイナリ形式のようだ。Xcodeを使えばいずれの形式でも編集できるのだが、内容を検索したり比較するなどテキストファイルのほうが都合がいいことが多い。

そこでバイナリ形式のplistファイルをXML形式のplistファイルに変換する方法を述べる。

いずれの方法でもオリジナルのファイルをコピーしたコピーファイルで作業をすることをオススメする。

Xcodeを使う



Xcodeは様々な形式のplistファイルを編集することができる。Xcodeでファイルを開いて、別名保存(Mountain Lionでは複製)するとファイルフォーマットを選択できるので、ここでバイナリ形式なら「Property List Binary」をXML形式なら「Property List XML」を選べばよい。
plist_format.png

ターミナルコマンドを使う



plutilというコマンドが用意されているのでバッチ変換などを行う場合にはこちらがよいだろう。


$ which plutil
/usr/bin/plutil
$ plutil -convert xml1 filename.plist
$ plutil -convert binary1 filename.plist


XML形式に変換したい時には「xml1」、バイナリ形式に変換したい場合には「binary1」を使う。指定した入力ファイル自身を上書きするので注意すること。

出力ファイルを別にしたい場合には「-o」オプションで指定することも可能。
posted by 永遠製作所 at 02:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac OS X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月19日

[Mac]GarageBandでカセットテープからデジタル録音する方法


やや時流に遅れ気味だが、最近になってようやくカセットテープに録音したサウンドデータをデジタル化する作業をしている。出来るだけ安価にということでまずはマック購入時に付属しているGarageBandでやってみた。

使用している環境

ハードウェア:Intel Mac mini(1.83GHz Intel Core 2 Duo,2GB 667MHz DDR2 SDRAM)
OS:Mac OS X 10.4.11(8S2169
ソフトウェア:GarageBand '08 4.1.2(248.7)


カセットテープを再生してマックに取り込む必要があるがこれにはUSBインタフェースを持つカセットデッキを持っているので使用した(Amazonでは現在取り扱いがないようだ)。



やや古い環境なのは120分テープなど時間の長い物をダビングするときにそのまま放置しておけるように。ノートパソコンなどは使わない時にスリープする癖がついているのでそちらにつなぐと録音中に無意識にスリープさせてしまう恐れがあるため。Mac miniにはディスプレイなどのKVM機器を接続せずに画面共有経由で使用しているので誤ってスリープする恐れがない。

あらかじめ外部機器を接続しておき、環境設定で入力装置を接続した外部機器にしておくのを忘れないようにしましょう。

さてGarageBandでの手順。

(1)GarageBandを起動する



まずGarageBandを起動します。
GarageBand0.png

(2)新規ミュージックプロジェクトを作成する



起動画面で使用するプロジェクトの選択を求められるので新規ミュージックプロジェクトを作成する。
GarageBand1.png

名前は適当につける。
GarageBand2.png

(3)不要なキーボードを消す


新規に作成されたミュージックプロジェクトはキーボードのトラックがあらかじめ追加されていて、入力用のソフトウェアキーボードが表示されている。今回は作曲など演奏する訳ではないのでこれらは不要。

まず画面に表示されているソフトウェアキーボードを閉じるボタンをクリックして消す。
GarageBand3.png

(4)不要なトラックを削除する


「Grand Piano」という名前のトラックがあるが、これは使わないので削除する。メニューの「トラック>トラックを削除」で削除できる。キーボードショートカットは「コマンド+デリート」。
GarageBand4.png

(5)新規の入力用トラックを追加する


入力用のトラックはメニューの「トラック>新規基本トラック」で作成する。キーボードショートカットは「コマンド+シフト+N」。
GarageBand4b.png

(6)メトロノームをオフにする


音楽演奏を記録するのがGarageBandの主たる目的なので演奏中(=録音中)にメトロノームを鳴らしてテンポをとれるようにする機能がデフォルトでオンになっている。これを停めるにはメニューの「コントロール>メトロノーム」を使う。チェックマークが着いていればオン状態なのでメニューを選ぶとオフになる。メニューでチェックマークが取れていることを確認しよう。キーボードショートカットは「コマンド+U」。
GarageBand5.png

(7)小節表示を時間表時に変更する


テープのどこまで録音したか確認しやすいように経過時間を表示させるようにしよう。デフォルトは小節表示になっているので、♪マークをクリックしてメニューを表示して時間表示に切り替える。
GarageBand6.png

(8)モニターを入にする


録音中の音声をモニターできるようにトラックの詳細を表示させて、モニタを入にする。もし外部機器の音声を別のスピーカーなどでモニタできるならこれは切にしておいても問題はない。でも入力されているかどうかの確認は最初にしておいたほうがいいだろう。なお「入(フィードバック保護が有効)」のほうがエコーの恐れがないなど安全だと思うが、私の環境ではしばらく録音しているとフィードバックがかかってモニタを切ってしまうので使っていない。それでも問題はないようだ。
GarageBand7.png

(9)入力レベルの調整


録音をする前に試しに入力してみて入力レベルが適切かどうか確認しておこう。トラックの下のスライダーで増減可能。
GarageBand7b.png

(10)録音開始


下部の録音ボタンを押して録音を開始する。
GarageBand7c.png

録音を開始するとトラックの表示が伸び経過時間もカウントを始める。

(11)録音を停止する


テープが終わりまで行って演奏が終了したら、録音ボタンを押して録音を停止する。入力がなくなったら自動的に停止する機能などはないのかもしれない。
GarageBand8.png

スペースバーを押すと停止させることができるようだ。

プロジェクトを保存するのを忘れずに。

(12)AACに変換する


デジタル化されたデータはGarageBandのプロジェクトになっているのでこのままでは他に持って行けない。
そこで汎用的なフォーマットに変換する。幅広く普及しているMP3でもいいのだが、Mac/iPodで使う場合にはAACのほうが音質がよく圧縮率もよいらしいのでAACにする。

メニューの「共有>曲をディスクに書き出し」を使う。
GarageBand9.png

ダイアログで保存形式を設定する。圧縮方式=AACエンコーダー、オーディオ設定=高品質(上位)。これでステレオ192kbpsの保存ができる。
GarageBand10.png

適当なファイル名を付ける。
GarageBand11.png

この変換には少し時間がかかる。私の環境では録音時間60分で40〜50分程度。
GarageBand12.png

変換は「ミックスダウン」「ノーマライズ」「変換」の3段階。根気よく待とう。この待ち時間があるのも普段使うのとは違うディスクレスのマシンを使う理由。
GarageBand13.png

できたファイルの拡張子はm4a。普段使うマシンにコピーしてiTunesなどに入れると使える。自分が使っているマシンで録音する場合には「共有」メニューから直接iTunesに変換してコピーすることも可能。


なお、今回は曲を分割する必要がないアナログテープのデジタル化についてだけ書いた。曲分割についてはいずれ日を改めて書く予定。
posted by 永遠製作所 at 19:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Mac OS X | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。