予約して購入しました。なので購入してもう数週間経過。初めてのKindleデバイスなので旧版やFireとの比較はなし。
よかった点
・とにかく軽い(206g)。電子機器を持っている感覚がない。普通の文庫本より持っている感覚がない。
・大きさは新書判程度だけど薄くてちょうど持ちやすいサイズ。手軽に扱えるサイズで読みやすいサイズ。文字サイズも変えられる。片手で操作して親指ワンタップでページ送りもできる。
・太陽光の下でも反射がない。テレビで宣伝しているけど、外で読むなら液晶に対して圧倒的優位さがある。
・バッテリーの持ちがすごい。1日1時間以内しか使わないけど購入してから一度も充電せずに2週間(その辺りで不安になってまだ警告でていなかったけど充電しちゃった)。
・電源オフ時のスクリーンセーバー(?)がタイポグラフィ画像で種類が多く、好き。
よくなかった点
・ページ切り替え時の白黒反転は気持ち悪い。
・スクロール操作などはなめらかではなくチラチラしてみずらい。
・本の整理ができない。小さい画面でスクロールももたつくから分類整理しにく。コレクションに入れてもトップレベルにも本があるのでトップレベルがごちゃごする。最悪なのはホーム画面の下半分が月替わりセールの広告に占有されてしまっている。ページスクロール時に指の位置で広告だけスクロールしたりして嫌。スクロール操作でも白黒反転のちらつき。
・コミックなど画のあるものにはサイズが小さいし画面ちらつきはマイナス。
・iPad版Kindleアプリと操作方法に違いがありどうもなじめない。
・Wi-Fiが5GHzに未対応。
iPadとの比較だと
・室内では液晶モニタに比べてそれほど文字が読みやすいというわけではない。個人的にはiPadのほうが文字が読みやすい。Paperwhiteは背景が白か黒かしか選べないが、iPad版のセピア色が目に優しいように感じている。
・ページ送り効果が圧倒的にiPad版のほうが滑らかで感じがいい。
・iPadのほうが画面が大きいのでコミックなどはiPadのほうがいい。
今のところ、文字だけの書籍はKindle Whitepaper。コミック・画集・写真集など画像があるもの(時にカラーのあるもの)はiPad版Kindleアプリと使い分けている。あと一覧性が欲しい技術書もiPadアプリ(かiBooks)。一部Paperwhite購入以前に購入した本はiPadに送信したのでそちらで読んでいるけど、いずれは完全に文章主体はPaperwhiteに移行するつもり。
それでもこの薄さ軽さで4000冊持ち運べるのはすごい。青空文庫コンテンツを利用した無料の明治文学なども沢山あって読む本には困らない。もう少しスクリーンの進化はしてほしいところ。
まだまだこの本欲しいと思ってもKindle化されていないことが多いのでそれほど利用頻度は上がっていないけど、紙の本と電子書籍が同時に出版されるようになれば有用性はもっと高まるはず。
なんと言っても欲しい本を買ったら送信してあとは本の山もできないから、「まだ積読本がこれだけあるから……」と思って買いたい本を買わないということがなくなっていくんじゃないかというのが怖い。買うときにワンクリックだし買った実体がないから、買った気がしないのが少々問題なくらい。
1,980円分のクーポンがもらえるのは11月30日まで。
ラベル:電子書籍